英語リスニングが苦手な人へ|字幕に頼らず聞き取れるようになる映画5本と学習法

映画
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「Are you kidding me?」
映画でよく聞くこのフレーズ、学校では習いませんでしたよね?

私も以前は、「映画で英語が聞き取れるようになるなんて、無理」だと思っていました。
でも、何度も同じ作品を観ているうちに、ある日ふと、セリフの意味が“音”として自然に入ってくる瞬間が訪れたのです。

大切なのは、① 字幕だけに頼らないことと、② 再生速度を変えないこと(等倍再生)
さらに、先にあらすじを理解してから観ることで、セリフがグッと聞き取りやすくなりました。

まさに “kill two birds with one stone”(一石二鳥)の学習法です。

本記事では、そんな私が英語リスニング力を自然に伸ばせた、初心者にもおすすめの映画5選をご紹介します。
楽しくて、学べて、続けられる。そんな作品だけを厳選しました。

ちなみに、“一石二鳥”を表す英語の定番表現は
“kill two birds with one stone”(1つの石で2羽の鳥を仕留める)です。

この表現は、かつての狩猟文化から生まれたとされており、
「少ない手段で大きな成果を得る」という意味合いで広く使われています。

ただ近年では、“kill”という言葉の残酷さを避けて、
“hit two targets with one arrow”(1本の矢で2つの的を射る)という、
ゲーム的で平和的なニュアンスを持つ表現も使われるようになっています。

どちらも「一つの行動で二つの成果を得る」ことを意味しますが、
文脈や読み手に応じて使い分けるのも、英語学習の楽しみの一つですね。

1. 『ホーム・アローン(Home Alone)』|シンプルな会話と視覚でわかる展開

📝 あらすじ

クリスマス休暇を前に、大家族で旅行に出かけたマカリスター家。
ところが手違いで、8歳の少年ケビンが一人だけ自宅に取り残されてしまいます。
最初は“自由な一人暮らし”を満喫するケビンでしたが、やがて二人組の泥棒が家に侵入しようとして…?
子どもの機転と創意工夫で立ち向かう、痛快コメディの名作です。

🎭 主なキャスト

  • ケビン・マカリスター:マコーレー・カルキン
  • ハリー(泥棒1):ジョー・ペシ
  • マーヴ(泥棒2):ダニエル・スターン
  • ケイト(母):キャサリン・オハラ

🗣 英語学習ポイント

  • 子ども向けの作品なので、短くて聞き取りやすいセリフが多い
  • 表情や動きで状況がわかるため、音だけに頼らなくても意味が理解できる
  • 感情がこもったセリフが多く、記憶に残りやすい

💬 使えるフレーズ

“I’m not afraid anymore!”
(もう怖くないぞ!)
恐怖を乗り越えて勇気を出すシーンで使われる印象的なセリフです。
👉 自信を表現するときや、自分を奮い立たせたい場面で応用できます。

🎥 視聴できるサービス例

Amazon Prime Video、U-NEXT、ディズニープラス などで配信中。
※配信状況は変更になる場合があります。
Amazonで『ホーム・アローン』をチェック

2. 『マダム・イン・ニューヨーク(English Vinglish)』|英語初心者が主人公で共感しやすい

📝 あらすじ

インドで専業主婦として家族を支えるシャシは、英語が話せないことを理由に夫や娘からも軽んじられがち。
ある日、姪の結婚式に出席するために一人でニューヨークへ。
文化も言葉も違う世界に戸惑いながらも、彼女は英会話学校に通い始め、少しずつ自信を取り戻していく──。
英語を「学びたい」と思っているすべての人に勇気をくれる感動作です。

🎭 主なキャスト

  • シャシ:シュリデヴィ
  • ローラン(クラスメイト):メーディ・ネブー
  • サティッシュ(夫):アディル・フセイン
  • ラーダ(娘):ナヴィカ・コート

🗣 英語学習ポイント

  • 主人公も英語が話せない設定なので、視聴者の共感度が高い
  • 教科書的なフレーズが多く、初心者にとって非常に学びやすい
  • 英語を「勉強する人の姿勢」がリアルに描かれていて、モチベーションが上がる

💬 使えるフレーズ

“How are you?” / “I am learning English.”
(お元気ですか?/私は英語を勉強しています)
英会話学校での授業中、最初に習うシンプルなフレーズ。
👉 自己紹介や初対面で使いやすく、基本表現の練習に最適です。

4. 『ハイスクール・ミュージカル(High School Musical)』|学校生活+音楽=記憶に残る

📝 あらすじ

高校のバスケットボール部のスター選手トロイと、理系少女ガブリエラが偶然の出会いからデュエットを披露し、
お互いの才能に惹かれていく青春ミュージカル。
しかし、クラスメイトやチームメンバーの偏見やプレッシャーが二人の前に立ちはだかります。
歌とダンスを通じて「自分らしさ」を貫くことの大切さを描いた、ティーン向けの爽やかな作品です。

🎭 主なキャスト

  • トロイ・ボルトン:ザック・エフロン
  • ガブリエラ・モンテス:ヴァネッサ・ハジェンズ
  • シャーペイ・エヴァンス:アシュリー・ティスデイル
  • チャド・ダンフォース:コービン・ブルー

🗣 英語学習ポイント

  • 高校生活が舞台なので、若者のリアルな口語表現が豊富
  • セリフがテンポ良く交わされ、会話のリズム感を体感できる
  • 音楽と歌詞が多いため、耳に残る英語表現を自然に覚えられる

💬 使えるフレーズ

“You can do it!”
(君ならできる!)
仲間を励ますシーンでよく登場するフレーズ。
👉 誰かを応援したいとき、自分を奮い立たせたいときにも使える、超定番ポジティブ表現です。

5. 『マイ・インターン(The Intern)』|日常英会話とビジネス表現が学べる

📝 あらすじ

70歳のベンは、妻に先立たれ退職後の生活に退屈を感じていたところ、
若者中心のファッションEC企業が募集する「シニア・インターン制度」に応募し採用されます。
そこで出会ったのは、会社の創業者でありCEOのジュールズ。
世代も価値観も違う2人が、仕事や人生を通じて少しずつ信頼関係を築いていく、心温まるヒューマンドラマです。

🎭 主なキャスト

  • ベン・ウィテカー:ロバート・デ・ニーロ
  • ジュールズ・オースティン:アン・ハサウェイ
  • キャメロン(社員):アンドリュー・ラネルズ
  • フィオナ(マッサージ師):レネ・ルッソ

🗣 英語学習ポイント

  • ビジネスシーンの自然な会話が多く、実用性が高い
  • デ・ニーロの英語は落ち着いていて聞き取りやすい
  • メール・会話・指示などの表現が豊富で、社会人英語の入門にぴったり

💬 使えるフレーズ

“Let me take a look at it.”
(ちょっと見てみますね)
仕事中の会話でよく使われる、丁寧で柔らかい表現。

“You nailed it.”
(完璧だったね/やったね)
相手の成果を称える、カジュアルかつ好意的な言い回し。
👉 実生活や職場でも使える、ポジティブなリアクションです。

🎯 難しいフレーズも、自然に聞こえてくるように

ここまで紹介した作品の中で、最初は難しく感じたけど、何度も観るうちに自然と耳に残った長めのセリフもあります。
最初は聞き取れなかったフレーズが、ある日スッと入ってくる──それはまさに「英語耳」が育ってきた証です。

  • “I don’t know what I’m doing, but I know I’m doing it really well.”
    (何をしてるのかよくわからないけど、うまくやってる気がする)
    ─ 『マイ・インターン』より:ジュールズの迷いと前向きさを表現するセリフ
  • “Sometimes, it’s the people no one imagines anything of who do the things no one can imagine.”
    (ときに、誰も期待しない人が、誰も想像できないことをやってのける)
    ─ 『マダム・イン・ニューヨーク』で引用される有名な名言
  • “If you’re not out there selling, then someone else is.”
    (自分が動かないなら、誰かにチャンスを奪われる)
    ─ 『マイ・インターン』:仕事への覚悟を伝える一言

こうした長めのセリフも、“まず意味を知って→流れを覚えて→繰り返して聴く”ことで、
やがて耳に馴染んでいきます。
最初は短いフレーズからでOK。気づいたときには、長文もちゃんと聞こえるようになっているはずです。

実際、今回紹介したこの5本を通して、私はかなりの英語リスニング力を身につけることができました。

もちろん、最初からすべてが聞き取れたわけではありません。
でも、「1本を何度も繰り返して観る」と飽きてしまうのに、
5本を“その日の気分”でローテーションして観ているうちに、自然と聞き取れるようになったのです。

特別な勉強をしたわけではなく、ただ「お気に入りの作品に何度も触れただけ」。
それだけでも耳は鍛えられるのだと、自分でも驚きました。

映画は“教材”じゃなくて“楽しみ”でいい。
気づいたときには、ちゃんと成長している──それがこの学習法の魅力です。

ちなみに、私も英語の参考書は何冊か持っていますが、
正直なところ、中身の30%くらいしか理解できていません。

でも、それでも大丈夫でした。
今日ご紹介したような映画やドラマを日々“等倍再生”で楽しんでいるうちに、
自然と耳が慣れ、英語が「音」でわかる感覚が身についてきたのです。

参考書は、たまに気になった表現を調べたり、補足で使うくらい。
「まずは楽しむこと」を優先することで、むしろ継続しやすくなりました。

ちなみに、私も英語の参考書をいくつか持っていますが、
最初は内容の30%くらいしか理解できませんでした。

でも、今回ご紹介した映画・ドラマを日々“等倍再生”で楽しむ学習法を続けているうちに、
今ではその参考書の70%くらいは自然に理解できるようになったと感じています。

参考書は、必要なときに調べ物をするくらいで十分。
「まずは好きな作品を観て、耳を英語に慣らす」ことこそが、英語学習を続けるいちばんのコツだと実感しています。

本記事では、英語が聞き取れなかった筆者が実践した、「等倍再生+あらすじ把握」での映画学習法をご紹介しました。

▼ 特に初心者におすすめしたい5本の作品:
・『ホーム・アローン』
・『マダム・イン・ニューヨーク』
・『ターミナル』
・『ハイスクール・ミュージカル』
・『マイ・インターン』

どれも日常的な英語・聞き取りやすいセリフが豊富で、
映画を楽しみながら「耳から覚える」英語学習ができます。

実際にこの方法で学習を続けることで、最初は30%しか理解できなかった参考書も、今では70%まで読めるようになりました。

「好きな映画を観る」ことが、英語力アップの近道になることを、ぜひ実感してみてください!

本記事では、英語が聞き取れなかった筆者が実践した、「等倍再生+あらすじ把握」での映画学習法をご紹介しました。

▼ 特に初心者におすすめしたい5本の作品:
・『ホーム・アローン』
・『マダム・イン・ニューヨーク』
・『ターミナル』
・『ハイスクール・ミュージカル』
・『マイ・インターン』

どれも日常的な英語・聞き取りやすいセリフが豊富で、
映画を楽しみながら「耳から覚える」英語学習ができます。

実際にこの方法で学習を続けることで、最初は30%しか理解できなかった参考書も、今では70%まで読めるようになりました。

「好きな映画を観る」ことが、英語力アップの近道になることを、ぜひ実感してみてください!

次回は、少し英語に慣れてきた方におすすめの「中級編」映画・ドラマ5選をご紹介予定です。

スラングや早口表現が出てくるけど、そのぶんリアルで面白い!
英語の“壁”を越えるヒントがきっと見つかりますので、どうぞお楽しみに。

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